梅雨の季節です。中々今年は不安定な天気の日が多く、気分が上がらない方や、体調を崩されている方もいるかもしれません。私自身も雨の日の法要は、法要後に足袋がビショビショになっていることに気付き「ありゃ～…」と車で独り言を発したりしております。
そんな梅雨ですが視点を変えれば植物が育つ大切な時期であり、また室内での新しい過ごし方を発見するいい機会でもあります。様々な物事の善し悪しは、意外と自分の捉え方でどうにでもなるのが現実で、標語にあるように、今ある現状を最高にするか最低にするかは自分次第です。
先日「親ガチャ」という言葉に対して、とある人がこんなことを言ってました。「酒ばっかり飲んでいて、ギャンブルばかりしている人に息子が二人いました。二人が大人になった時、一人は親のように酒飲みでギャンブル付けになり、それを親のせいにしました。もう一人は真っ当に社会人になり、幸せな家庭を築き、それを親のお陰と言いました。皆さん、これは親ガチャが悪いのでしょうか？」
この話を聞くと、何かしらの親の影響はあるにせよ、自分の人生は自分次第な気がします。捉え方次第で楽しい日を過ごすことはできますし、努力次第で人は望む人生が歩めるのではないでしょうか？今思えば私自身も、雨の日のビチョビチョになった足袋を手洗いし、いつもよりピカピカになった足袋は雨のお陰様でした。ビチョビチョになった直後に、後のピカピカを創造できる捉え方ができるようまだまだ精進が必要です…。
